Mercedes-Benz エンジン
OM629
Mercedes-Benz OM629は、V8ディーゼルピストンエンジンです。
- 年式
- 2006–2009
- 形式
- V8
- 燃料
- ディーゼル
- 最高出力
- 320 PS

メルセデスが乗用車向けに造った最後のディーゼルV8——320 PS、そして8気筒の後任はいない。
骨格はOM628のものだ。クランクシャフト高さで分割された砂型鋳造アルミのベッドプレートクランクケース、ウェット鋳鉄ライナー、ダクタイル鋳鉄メインベアリング、同じ正方形の86 × 86 mmシリンダー、バランスシャフトとスプリットクランクピンを伴う同じ扱いにくい75° vee。変わったのは呼吸と燃焼だ。圧縮比は17:1へ下げられ、コモンレールは改修され、各バンクに可変ジオメトリーターボが付き、独自の低温回路を持つ水冷チャージクーラーへ送る。結果は3,600 rpmで306〜320 PS、最大730 N·m。
2005年にW211 E 420 CDIで市販され、続くW221 S 420 CDI、そして最も長く活躍したのは重いSUV——MLとGL 420 CDI、2009年から排気量はそのままで450 CDIにリバッジ——だった。そしてこの形式は終わった。最後の一台が造られたとき、メルセデスはディーゼル8気筒を別のディーゼル8気筒で置き換えなかった。フラッグシップのオイルバーナーの役は直列6気筒OM656へ移り、ディーゼルV8は二世代試して手放したままのものとなった。
バージョン。
OM629のすべての工場バージョン。
| バージョン | 排気量 | ボア × ストローク | 圧縮比 | 出力 | トルク |
|---|---|---|---|---|---|
| 629.910 | 3,996 cc | 86 × 86 mm | 16.7:1 | 231 kW(310 hp;314 PS)/3,600 rpm | 730 N·m(538 lb·ft)/2,200 rpm |
| 629.911 | 3,996 cc | 86 × 86 mm | 16.7:1 | 235 kW(315 hp;320 PS)/3,600 rpm | 730 N·m(538 lb·ft)/2,200 rpm |
| 629.912 | 3,996 cc | 86 × 86 mm | 16.7:1 | 225 kW(302 hp;306 PS)/3,600 rpm | 700 N·m(516 lb·ft)/2,000 rpm |